睡眠障害を知っていますか?
睡眠障害の一つに不眠症があります。
知ってはいたけれど、今まで不眠症ではなかった夫が入院中から夜寝られなくなり、退院した今もなぜか眠れなくなってしまったんです。
そんな夫の睡眠障害の症状を紹介します。
入院時の症状
入院中、大部屋にいるときは夜中に何度も起きてしまい寝不足になりがちです。
【原因】
- 夜中のトイレ
- 他の患者さんのいびき
- 点滴の確認
- 看護師さんの見回り
- 廊下を歩く足音
点滴が多く、24時間点滴がほとんど毎日だったので、体に入る水分が多くトイレに行く回数が増えます。
利尿剤を使った日には、ほとんど眠れないほどトイレに行きます!
夜中のトイレは夫だけでなく、他の患者さんもやっぱり何度か行くので、その音に起きてしまう事が多くなります。
それに、他の患者さんのいびき!静かな人もいれば物凄く大きな音の人もいて、うるさくてもこれはもう運が悪かったと思うしかないですね。
点滴をしていると、夜中にも看護師さんが点滴のチェックに来ます。
この時起こされることはないけれど、気配やかすかな音でやっぱり目が覚めることが多いです。
大部屋のドアは開けっ放しなので、廊下を歩く足音が夜中は結構響きます。それに点滴をしている患者さんは、点滴スタンドを転がしながら歩くので、どうしても音が大きくなってしまうんですね。
大部屋だからしょうがないと思うでしょ
嫌なら個室に入ればいいと。
それが、個室に入っても結構うるさいんです!
確かに他の患者さんのいびきは聞こえないので、ストレスは減ります。でも、点滴でトイレの回数が多いのは一緒。点滴確認の看護師さんが来るとやっぱり起きます。しかも個室はドアがあるのでその開閉の音で目が覚めることも・・・
病院にもよりますが個室のドアが閉まっていても、廊下を歩く音や点滴スタンドの音が思ったより聞こえます。
寝れなくなった日
それまでは何度も目が覚めることはあっても、それなりに眠っていた夫ですが、ある日の夜中に目が覚めてから眠れなくなりました。
その日は結局朝までうつらうつらするけれど、ほとんど眠った感覚はなくて、翌日、体がだるくてつらいと言っていました。昼間には1時間ほど眠れたようですが、また夜には2,3時間寝たら目が覚めてしまい朝まで眠れない状態に。
これが退院した今も続いている夫の症状です。
睡眠障害
睡眠障害とは睡眠に何かしらの異常がある状態ですが、いろんなタイプがあり、原因もさまざまです。
【不眠症の症状】
- 入眠困難(横になってもなかなか眠れない)
- 中途覚醒(眠っても何度も目が覚める)
- 早朝覚醒(起床時間より早く目が覚め再度眠れない)
- 熟眠障害(質の高い睡眠を得ることができない) など
不眠症以外にも
- 過眠症(日中にも強い眠気を感じる)
- 概日リズム睡眠障害(昼夜の体内リズムが狂い、生活リズムが狂う)
などがあります。
【不眠症の原因】
- 精神的なストレスや疲れ
- 就寝環境
- アトピー性皮膚炎
- 喘息
- 糖尿病
- うつ病
- 統合失調症 など
【治療】
過度なストレスや疲れをなるべく減らし、上手く対処することが重要らしいですが、わかっていてもなかなか難しいですよね。
他にも、「毎朝一定の時間に起きる、適度に日光を浴びる、運動をするなど規則正しい生活スタイルが大切」。「睡眠障害の対応と治療のガイドライン」において、睡眠障害対処12の指針(睡眠衛生指導)としてまとめられています。
睡眠障害の治療は原因に応じてさまざまで、タイプに応じて内服薬を使用します。
実際に夫も入院中眠れなくて、眠剤を使いました。
確かに薬を使うと眠れたようです。
ですが、
夜中にトイレに行った後ベッドに寝ようとして転倒!
頭を打つことがなかったので良かったですが、床に尾てい骨をぶつけて早朝からレントゲンを撮るはめに・・・骨には異常がなかったけれど、出血していたら大変なことになって、退院予定の日が延期になっていたでしょう。
退院できるまで血液の数値は戻ってますが、相変わらず血小板も低いままです。
転倒はあっても無事退院した夫は、家でもあまり眠れないので、眠剤を飲もうかと言ってますが、私が反対しているので今は飲んでいません。
なぜなら
家でも転倒したんですよ!それも昼間に。
それだけじゃなく
散歩に行き段差のある道でも転倒!!
入院中に脚の筋肉が落ちて、体力も落ちました。
そんな体なのに眠剤を飲んでしまうと、夜中にトイレに起きた時、階段が危険だと思いません?
入院中なら何かあっても看護師さんがすぐに駆け付けてくれますが、家では私一人ではどうにもできません。だから眠剤は反対しています。