患者の不安や辛さを軽減する為に「病室にWi-Fiを!」

20210116白血病ブログ

病室にWi-Fiを!

ネットやTwitterで見かけて激しく同意したのが「病室にWi-Fiを!」
これは夫が入院中にずっと思っていた事です。

まだ自由に面会ができていた時でも、Wi-Fiがあればと思っていましたが、コロナで面会禁止になってからは、本当に必要だと感じていました。

中には Free Wi-Fi が使える病院もあるようですが、それはまだまだ少数で、夫が入院した病院はどこもありませんでした。

大きな大学病院でもなかったので、やっぱりまだまだ少ないですね。

なぜWi-Fiが必要なのか

入院すると患者は孤独になります。

治療の為に入院していても、夫の場合ほとんど点滴ばかりで、暇を持て余す状態でした。ベッドから動けなくて狭い病室で何もせずに寝ているのって、なかなか辛いものがあります。

入院期間が短ければまだ良いですが、長くなると

・身体の辛さ
・病気に対する不安
・治療について
・治療費など金銭的な事
・仕事の事 
など

いろいろな事を考えて精神的にまいってしまうこともあります。

そんな辛い状態の中、大事なのは面会です。

家族や友人の顔を見るだけで元気になるし、話をすれば気分も晴れるし、辛い治療を頑張ろうと思う事だってできます。

夫や他の患者さんを見て、面会は患者にとって本当に重要だと感じました。

夫は入院期間が長かった為、入院生活は辛かったようで、かなりストレスを感じているようでしたし、面会時間中ずっと私にいて欲しいと望んでいました。

面会時間以外はLINEでやりとりしたり、電話で話すこともあったけれど、やっぱり顔を見て話すと安心感が全然違います。

コロナで面会禁止になり、孤独や不安を感じている患者さんが多くなりました
病院でWi-Fiが使えれば、通信費を考えずに家族に連絡できますし、動画や映画を見たりゲームをすることで気晴らしもできます。

気晴らしは本当に大切です!

「病室のテレビを見ていれば良いんじゃないの」

そう思う方もいるかもしれませんが、テレビカードが必要だし、興味のない番組を見る気にならないことも多いんですよね。それに最近は家でもテレビを見ない人も増えています。

自分でWi-Fiを用意している患者さんもいましたが、お金がかかることなので、誰でもというわけにはいかないのが現実です。

夫の場合は、治療に時間と費用がかかり、治療はいつまで続くのか分からなかったので、Wi-Fiレンタルはできませんでした。

余裕があればレンタルしたかったけれど、夫にはいろいろ我慢させてしまって可哀そうでしたし、病院のベッドにただ横になっていた夫の姿が、今でも目に浮かびます。

Wi-Fiがあれば、家族と連絡することも増えたり、ネットや動画を見ることで気分転換が出来、少しは気持ちが楽になると思います。

患者さんの為に、一日でも早く全ての病院でWi-Fiが使えるようになる事を願います。

 

Amazonプライムで映画やドラマ、アニメなどを見るのも良い気分転換になります。

電子書籍で本や漫画を読むのもおおススメです。

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Wi-FiルーターのレンタルNETAGE