パジャマは選びは慎重に
入院中はずっとパジャマ生活です。
パジャマと言っても、皆さんいろんな格好をされています。
一般的な、ボタンで前開きのパジャマを着ている方もあれば、ジャージ姿の方もあり、スウェットの上下、夏は短パンにTシャツ、女性ならワンピースタイプなど、人それぞれです。
入院中はほとんどベッドでの生活だから、なんでも良いと思いますか?
確かにどんなパジャマでも、自分の好きな物が良いと思います。でも、よれよれのパジャマはちょっと恥ずかしいときもあります。
なぜなら、検査で病院内を移動することもあれば、歩けるなら自分で売店へ行ったり、病棟へ面会の人がきていたり、医師や看護師さんもたくさんいるし、思ったより人に会います。
これが結構気になるんですよ。
だって患者は無防備なパジャマ姿ですから。
男性なら気にならない方が多いかもしれないけど、女性は気になりますよね。
パジャマ姿&スッピンですもん・・・
初めて夫が入院した時は、パジャマなんてなんでも良いと思ってましたが、これが結構大事なんですよね。高級なパジャマでなくても、着心地がよくて、人に見られても恥ずかしくない、何より自分の好みのものが良いと思います。
でも一番大事なことは、自分の症状に合っていること!
- お腹に症状があったり、お腹を手術するならウエストのゆるいもの
- 胸の病気なら前開きのパジャマ
- 首回りの症状なら首元が詰まってないもの
- 点滴には袖口がゆるいもの
- 着替えの介助が必要ならならゆったりしているもの
- 寒がりなら暖かいもの
- 変えのパジャマも何枚か必要
など、患者さんによって向き不向きのパジャマがあります。やっぱり普通の前開きのパジャマが使いやすいのでお勧めですね。
夫は最初普通のパジャマを使っていたけど、Tシャツ、スウェットパンツにパジャマの上だけ着るようになりました。
今は首にカテーテルが入っているから、Tシャツも首回りが広いものじゃなきゃダメ。
腕に点滴をしているときは、トレーナーだと袖口が締まっているのが不便だったので、袖がめくりやすいものにしています。
なぜパジャマだけじゃなくTシャツも着ているかというと、熱があると暑くなったり寒くなったりするので、パジャマの上着で調節できるのが良いんです。
何度も脱いだり着たりするから、前開きじゃないと不便なんですよね。
病室を出ると寒いところもあるので、必ず一枚は持って行くことをお勧めします。
昨日、すごくお洒落な方を見かけました。
夫と同じ病棟に入院されていて、70代くらいの白髪の女性。
髪の毛が乱れることもなく、パジャマの上からガウンを着てベルトできちっと止められて、とっても上品な女性でした。
初めてパジャマ姿でも素敵な方がいるんだと思いましたね。
その方を見て反省しました。
なぜなら、夫のパジャマのズボン、ゴムが伸びてるんです!
分かっていたけどずり落ちることはないから、放置してました・・・
早速ゴムを入れ替えて、もう少し夫の見栄えに気を付けます。
オシャレなケア介護「KISS MY LIFE」