使ってほしくないとお願いした薬なのに・・・

8/8白血病ブログ

セレネース

昨日の夜、家に帰ってきたので夫が心配でしたが、頑張ってくれました!

朝病院で看護師さんに聞いたのは、熱が高かったこと。それに夜中に目を覚まして「起こして」と言ったので『セレネース』と言う薬を点滴したと言う事。

このセレネースは数日間、1日2回点滴していましたが、夫には副作用が強く出過ぎていると思うので、担当医に止めて欲しいとお願いした薬です。

【セレネース】定型抗精神病薬
主に脳内のドパミンに対して抑制作用をあらわし、幻覚、妄想、不安、緊張、興奮などの症状を改善する薬

主な副作用
振戦 、 不眠 、 焦燥感 、 筋強剛 、 パーキンソン症候群 、 流涎 、 寡動 、 歩行障害 、 仮面様顔貌 、 嚥下障害 など  参考 日経メディカル

夫に出ている症状のいくつかが、薬を変えてから出始めたので調べてみると、この副作用がいくつかあてはまります。

そのことを担当医に行っても、肺炎が悪化したことから出ている症状だとか、その他にも説明されましたが、納得いくものでは無かったので、一旦セレネースを止めて、他に使っている薬で調節するということになりました。

それが、なぜか以前使っていた、医療用麻薬に戻すことになりました。
こちらに戻してから、変な症状がかなり治まったので、やはり薬の影響が大きかったんだと思います。

あのまま何も言わなければ、おかしな症状が出たままで、どんな状態になっていたか分かりません。

肺炎が悪化しているのは確かなので、全てが薬のせいだと言うつもりはありませんが、患者の様子を見るのが、ほんの数分しかない担当医には、夫の症状が見えていなかったんでしょうね。

今回病院に泊まり、ずっと様子を見ていたから、薬に対する疑問を言うことができたけれど、数時間の面会だけではわからなかったと思います。

以前、出された薬の副作用でふらつきが酷くなり、一人で歩けなくなったこともあったし、「CRPが高いからアルブミンが下がっているので、むくみには利尿剤が効かない」と言われたけれど、お願いして使って貰った利尿剤が効いて、今はむくみがかなり改善されています。

これらの事を考えると、今の主治医や担当医を信用していますが、その判断が絶対ではないと言う事です。

副作用には個人差があるから、他の患者さんが大丈夫だったとしても、夫には合わないこともあります。私は今まで、治療方法に異を唱えることはありませんでしたが、今回の事は自分の判断が正しかったと思っています

その使って欲しくないと言った「セレネース」を昨日の夜中に点滴された夫。

気を静めて眠れるように使ったそうですが、夫はただ、喉が渇いて飲み物が欲しかったそう。

担当医から、夜中に薬を使う必要性を説明されましたが、もちろん理解はしています。でも、どんな状況だったのか分かりませんが、本当に薬が必要だったのか疑問が残ります。

この薬の事は、また話をする必要がありそうです。