白血病と診断される前から夫にはいろいろ体の不調がありました。
酷かった症状の一つが脚の痛み。
その脚の痛みの事を説明したいと思います。
脚の痛み
【痛むところ】
- 右脚の外側 腰から下まで
【症状】
- たえず右足の側面に痛みがあり、歩くと一層痛みが酷くなる
- 少し歩くと立ち止まり、右脚の側面を伸ばすと少し痛みがましになるので、歩いては伸ばすを繰り返す
- ゆっくりしか歩けない
- 酷いときは杖がないと歩けない
病院通い
もともと腰痛持ちだったので、たまに通っていた近所の整骨院に行ったけれど良くならず、少し大きなクリニックへ行くことに。
クリニックでは「レントゲン検査」をし、大きな病院へ紹介状を書いてもらい「CT検査」もしたけれど、原因は結局わかりませんでした。
でも痛いものは痛いし、酷くなると歩けなくなり、仕事が立ち仕事なので、仕事をすることもできない為しばらく休むことになりました。クリニックには仕事を休んでいる間は毎日通い、その後も休みのたびに通うことになります。
【治療】
- 腰の牽引
- 電気治療
- マッサージ
- 内服薬
クリニックでのリハビリの効果はすぐには出ませんでしたが、少し歩けるようになったので仕事に復帰。ただ、立ち仕事だったので脚や腰への負担が大きく、痛み止めを飲んでもかなり大変な様子でした。
薬も何種類か試し、血液内科の主治医にも相談し薬を変えても、ほとんど効果はなかったですね。
結局この右脚の痛みは消えることなく1年以上続き、白血病と大きな病気が判明したことで、脚の治療は諦めていました。
その後
白血病の治療に入る前は、体調が最悪で体の至る所が痛く、貧血のため疲労感が酷くて歩くのもさらにゆっくりに。少しの距離でも立ち止まり休憩なしでは歩けないようになっていたので、脚だけを気にしていられない状態でした。
そんな状態の中、扁桃炎で入院し、扁桃炎の治療後そのまま白血病の抗がん剤治療を開始。そして1度目の退院をしました。
すると不思議なことに、脚の痛みがほとんど消えているんです!
なぜ痛みが無くなったのかはまったくわかりません。
白血病の治療中に何種類も薬を使ったので、その内のどれかが効いたのか、貧血が少し改善した為か、理由はわかりませんがとにかく痛みが無くなったそう。
別の脚の痛み
でも、そう上手くはいかないもので、2度目の抗がん剤治療ではまた違う脚の痛みがでたんです・・・
それは両足のふくらはぎの痛み。
高熱と脚の痛みで歩くのが困難になり、車椅子を使っていた時期もあります。
抗がん剤の副作用なのか、感染症のせいなのかこれも原因不明で、トイレに行くため歩くのも脚の痛みが酷く、支えながらじゃないと歩けないほどだったので、「CT検査」をすることに。
CT検査の結果は「特に異常は見られない」でした。
結局退院した今もふくらはぎは痛いまま。ただ少しずつ痛みはマシになっているそうです。