ご報告
昨夜、夫の容体が急変しました。
私が到着するまで頑張って、本当に頑張って「私が夫に触れ、話しかける時間」をくれました。
担当医によると、一時本当に間に合わないと思ったそうですが、私が向かっていることを何度も告げると、夫は持ちなおしてくれたそうです。
最後の最後まで優しさをくれた夫です。
もし間に合っていなかったら、私の後悔は計り知れないと思います。
「待っていてくれてありがとう!」
「本当によく頑張ったね、えらかったね」
「もう苦しくないからね」
「本当にありがとうね」
頬に手をあて夫の体にふれながら、何度も何度も耳元で繰り返しました。
私が到着してから約30分後、私の手の中で静かに逝ってしまった夫です。
私にとってこの30分は、かけがえのない時間になりました。
この30分をくれた夫には、本当に感謝しています。
さきほど、夫は逝ってしまいました。容体が悪くなったと連絡があり、急いできましたが私が来るまで、頑張って本当に頑張って待っていてくれました。
最後に側にいれたこと、夫に感謝です。私にとって最高の夫です。— よりり 白血病Life (@Yoriri_Life) August 23, 2020
夜中の2時ごろ、病院から連絡があったときは、今すぐってことではありませんでした。でも、すぐに病院へ行こうとタクシー会社に電話するも、朝5時からのところや、家は範囲外だと断られるところも。
どうしようかと病院に夫の様子を聞くため電話すると、かなり危ない状態になっていました。— よりり 白血病Life (@Yoriri_Life) August 23, 2020
暖かい夫の顔にふれ、手や腕、肩に胸をさすって、何度も声をかけることができたのは、夫が最後まで私のために頑張ってくれた証しです。
夫は苦しまずに逝きました。
まるで寝ているだけで、今にも起きそうな、穏やかないつもの夫の顔です。でも、私はまだ信じたくないし、夢であって欲しいです。— よりり 白血病Life (@Yoriri_Life) August 23, 2020