夫がいない一人の誕生日

誕生日9/25白血病ブログ

昨日、9/25は私の誕生日でした。

今年の誕生日は、夫は入院中だろうけれど
一緒にお祝いしてもらえると思っていました。

それが一人で過ごすことになるなんて
本当に思っていませんでした。

先日の結婚記念日に続き
誕生日も一人で過ごすことに
寂しさが募ります。

朝、目が覚めて
その思いをTwitterに書きました。

すると、多くの方に「いいね」や
お祝いの言葉をもらい
一つ一つ読んで返事を書いているうちに
励まされ元気が出てきました!

あんなに多くの方に「おめでとう」と
言って貰ったのは初めてです。

いつも祝ってくれた夫がいなくて
普通の日と変わりのない1日に
なるはずでしたが、
思いがけず嬉しい一日になりました。

これもTwitterをしていたからこそで
改めて感謝します。

毎年誕生日にお祝いをしてくれた夫。

プレゼントを貰うのではなく
一緒にでかけたり食事に行き楽しみました。

それは私が望んだことで
「高価なプレゼントは要らない」
言ったからです。

それには理由があって
結婚してすぐの誕生日に
ダイヤの入ったバングルを買って貰いました。

夫から始めてもらったプレゼントで
本当に気に入って大切にしていたバングル。

なのに、空き巣に盗まれてしまったんです!

他にも指輪、ネックレス、ピアス、
現金も盗られたけれど
バングルが盗まれた事が本当にショックで
もう高価な物をプレゼントしてもらう事は
止めました。
※これはアメリカでの出来事です。

次の誕生日から物ではなく
ショーを見に連れて行ってもらいました。

日本に帰ってきてからは
食事に行くことが多かったです。

それも高価なレストランではなく
焼き肉屋か、ホテルのバフェが定番です。

でも、誕生日で思い出すのは
毎年夫が歌ってくれた
「ハッピーバースデー」です。

いつから始めたのか覚えていないけれど
誕生日の朝は必ず歌ってくれていました。

去年は夫が入院中だったので
聴けないと思っていたら
病院でも小さな声で歌ってくれました。

その歌声が聴けない事が一番寂しいです。

今思えば、動画を撮っておけば良かった。
写真は何枚もあるのに
動画はまったくありません。

大切な時間は動画でも残すことを
おすすめします。

Twitterのおかげで寂しいはずの誕生日が
嬉しい一日になりました。

Twitterにも良い面悪い面あります。
でも、私にとっては良い面が大きく
「自分で誕生日だと書くなんて・・・」と
正直思いましたが、書いたことで
多くの優しさをもらいました。

夫が逝って初めての誕生日
忘れられない日になりました。