白血病治療 3度目の入院初日~

入院3-1白血病ブログ

白血病と闘う夫PART3」には毎日書いていますが、こちらでも数日分まとめて記録し残しておくことにします。書いておかないとすぐに忘れてしまうんですよね。

1日目骨髄穿刺

入院当日さっそく「骨髄穿刺」

入院前にこの結果をみてこれからの
治療を決めると言われていました。

「骨髄穿刺は痛い!」
そう聞いたことありませんか?
白血病には必要な検査なんだけど
できればしたくないのが骨髄穿刺。

今まで何度も骨髄穿刺をしている夫ですが
かなり痛いときもあれば
ほとんど痛みがないときもありました。
(今までの骨髄穿刺についてはこちら

今回はどうだったか聞いてみると
「あんまり痛くなかった♪」

夫の経験から言えるのは
『骨髄穿刺は医師の腕次第!』
ようするに下手な医師なら痛いけど
やってみないとわからないんですよね。

ただ夫は何度か経験しているので
今回は以前痛くなかった担当医に
お願いしたみたいです。

言って希望が通るかは分かりませんが
少しでも痛くないほうが良いですよね。

そんなことが言えるのも
主治医や担当医との関係が
上手くいっているからこそで、
めんどくさい患者と思われても
医師とのコミュニケーションが
治療には大事なことだと思っています。

でもそりの合わない医師だと
最悪ですよね。
そのときは耐えるか、担当医なら
変えてもらうように言いますが
主治医だったら・・・

今の主治医と担当医二人は
質問すればわかるように答えてくれるし
お願いすれば出来る範囲で
希望を聞いてくれるし
良くしてもらって本当に感謝しています。

2日目主治医の説明

翌日には主治医から治療方針について
説明を受けるために病院へ行きました。

この日は主治医の許可があるので
ナースステーションで面会者の札をもらい
首にかけることで病室に入ることが
許されました。

今回の治療については
前回の抗がん剤治療の副作用を考えると
本来する予定だった
「急性骨髄性白血病」の治療
夫の身体では耐えられないだろうと。

そこで「MDS(骨髄異形成症候群)」
治療をしようと考えているとのことでした。

これは、今までの抗がん剤よりも
かなり弱い抗がん剤を使うので
体への負担が少なくなるそうです。

前回の入院中にみつかった
カビ(菌)がなかなか消えないのも
治療が難しい原因の一つです。

ただ、
この治療で白血病が治るわけじゃなく
後から聞いた話では
治療期間も長くなるらしいけれど
何もしないと悪くなるだけなので
とりあえずはこの治療を
するしかないですね。

MDS(骨髄異形成症候群)
赤血球、血小板、白血球の血液細胞の
大もとになる造血幹細胞に異常が起こる
病気。進行すると
急性骨髄性白血病になることもあります。

同じ血液疾患で症状も似ているため
MDSに使う抗がん剤を試すことに
なったのだと思います。