笑いは最良の薬
「笑いは最良の薬」
笑うことが体に良い影響を与えると言われているのは有名ですよね。
・血液促進や記憶力アップ
・ストレスを少なくする など
ことわざにも「笑う門には福来たる」とあるように、笑っているほうが自分にも周りの人にも良いのは分かります。
でも、それが分かっていても笑えないこともあります。
きっかけ
このブログ名は、始めた時違う名前でした。
でも、自分でもしっくりこなかったので、悩んでいた時に思い出したことがありました。
夫が1度目の抗がん剤治療で入院中、毎日いろんな副作用に苦しみ、痛みや高熱の為ぐったりと横になる日が続きました。夫にもどうしようもできなく、食事もとれなくなり毎日24時間点滴に繋がれた入院生活。
何日もそんな状態で、さすがに夫の気分も沈み精神的に落ち込んだ日々。
それが、やっと少し回復してきた日に、何が原因か忘れてしまったけれど
「夫が笑った」んです。
その笑顔を見た時にはじめて、夫が何日も笑っていなかったことに気がつきました。
普段、夫も私もくだらないことで笑うことが多かったのに、抗がん剤の副作用で辛いときは体だけではなく精神的にも辛かったので、笑う余裕もなかったんですね。
それに、自分も笑えてなかったことに気がつきました。
自分が笑える気分にならなかったこともあるけど、目の前には苦しんでいる夫がいるし、心配や不安もあるなか、笑ってもいいんだろうかと・・・
しんどい思いをしている夫に、不快感を与えることになるんじゃないかと、どこかで気にしていたのかもしれません。
それが、あの笑った顔が私に与えた影響は大きくて、胸につかえていたモヤモヤしたものが晴れて、「あぁもう大丈夫だ」と思えたんです。
実際この後、夫の状態は回復に向かいました。
Laughter is the best medicine.
でも、やっぱり気分が落ち込むときもあるし、不安になることもあります。
Laughter is the best medicine. と付けることにしました。
そして、白血病である夫のことを知ってもらうために「白血病Life」と付け、ようやくこのブログが形になりました。
ブログを書くことで私は救われている部分もありますし、誰かの役に立てることもあるかもしれないと思い、少しずつ続けていくつもりにしています。
良ければ、たまに覗きに来てもらえれば嬉しいです。
夫は今もまだ治療中で、この先どんなことが起こるかわかりませんが、つらいときこそ笑顔を忘れずに、乗り越えていきたいと思っています。
このブログはエックスサーバーを利用しています。