抗がん剤の副作用で高熱|食事がとれない時の必需品

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高熱

夫は白血病の治療中に高熱を何度も出しました。

抗がん剤の副作用で骨髄抑制が起こり、白血球、赤血球、血小板が減り、いろいろな症状が出てきます。その中でも白血球が減ると、免疫力が落ち感染症にかかりやすくなります。

夫は抗がん剤をした2週間後の、骨髄抑制が起こる期間は発熱があり、2クール目の現在も熱には悩まされています。

つらいのが、これが40℃にもなる高熱なんです。

高熱でかなり体力も奪われ、なにも出来ずただぐったりと寝ていることしかできません。

発熱に対する処置は
・抗生剤
・解熱剤
・アイスノン

薬が効いても熱はあり、しばらくするとまた高熱になり、かなりつらい日が続きました。

これだけ高熱になると、一人でトイレに行くことも難しくなります。

トイレのある個室にでも入っていれば楽ですが、大部屋だったのでトイレまで行く必要があり、点滴を24時間しているので、その点滴スタンドにすがって歩いています。

もう40℃にもなると普通には歩けません。
前屈みになってゆっくりしか歩けず、ふら付いて横から支えないと危なくて一人でトイレに行かせられな状態です。

さらに酷いときは歩くのも無理になり、車椅子でトイレまで連れて行っていました。

ただこの車椅子、病室に置いておけなく毎回看護師さんに頼まなければいけなくて、時間がかかりかなり不便でした。なので、無理して廊下まで歩き、途中で車椅子に乗せてもらうことが多かったです。

高熱が続き食欲低下

夫は食事が食べられなくなりました。

・熱の為食欲がない
・固形物が喉を通らない
・ベッドから起き上がれない

高熱がでるとよくあることです。
夫は腹痛もあったので、担当医と相談して病院の食事は止めてもらっています。

前回の入院時も食事が食べられない時期がありました。

そんなときに重宝したのがゼリー飲料です。

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口にするのは飲み物がほとんどで、食べられるものはゼリー飲料とヨーグルトでした。

  • 熱があると冷たいものが美味しい
  • 飲みやすくのどごしが良い
  • 手軽で寝たままでもOK
  • 栄養も摂れる
  • 常温でも美味しい

今はいろいろ種類があるので、何種類か常に冷蔵庫にストックして、その時の気分で選べるようにしています。

フルーツの入ったゼリーも食べていましたが、これを食べるのにはスプーンが必要です。フタを開けると液体がこぼれることがあって、気を付けなければいけないし、そもそもフタを開けるのが大変だったりします。

ゼリー飲料ならふたを開けてもこぼれることはないし、片手で寝たままでも飲めるのが良いようです。

毎日1,2個口にするため、ネットで箱買いしています。

これは毎日病院へ行き、食事を作るのが面倒な時に私が飲むこともあり、かなり重宝しています。もともと家でも体調が悪いときに利用していたので、いつも数個ストックしています。

入院される方は特に、食事が口にできない事もあるので、用意しておくことをお勧めします。(一応医師には確認してください)