入院|病院の大部屋はうるさい?心配な方へ大部屋の解説

嗅覚過敏病院 入院生活

病院の大部屋について

初めて入院される方は心配ですよね。

知らない人と同じ部屋で生活することになるんですから。

実際に大部屋に入院すること数回、1週間~2カ月以上の入院生活を送った夫の経験を元に
大部屋ってどうなの?と思われる方に解説します。

大部屋の人数

最近は1部屋4人の病院が多くなりました。
(病院によっては6人部屋もあるようです)

夫が最初に入院した十数年前はまだ6人だったので、かなり狭かったです。圧迫感もあり精神的につらいものがありました。

面会に行っても場所がほとんどなくて、歩けるなら談話室やデイルームなどへ移動することが必要でした。

4人だと使えるスペースが広くなり、それほど狭さを感じなくなったのは嬉しいことです。

大部屋では声が全部聞こえてしまうので、他の患者さんに迷惑にならないよう、話をするときは小声で話します。でも、気にせず大きな声で話される方も結構いることが、驚きでした。

部屋の備品

【基本部屋に付いているもの】
ベッド・読書灯・椅子一脚・ゴミ箱・床頭台(テレビ、冷蔵庫、引き出し、金庫、収納、洋服をかけるスペース)
【部屋によって付いているもの】
トイレ・洗面台・鏡・テーブル など

ベットの周りはカーテンで仕切られているので、視覚的なプライバシーは守られます。
ただし、話し声は筒抜けです。

◇【床頭台】
病院によって違いはあるけど、付いてるものは大体同じ。引き出すとテーブルになるので、椅子に座って食事をするときに使います。

今回はベッドサイドテーブル(キャスター付きのコ型テーブル)が一人一人使えるので食事はこれを使ってます。

◇【トイレ】
付いている部屋もありますが、古い病棟では共同トイレが多いです。

今の病院に夫は何度か入院してますが、病棟が違うと部屋も設備も違うこともあり、4人部屋にトイレが一つと洗面台が付いている部屋にもありました。

体調の悪いときはトイレに行くのも大変で、体力もいります。トイレの有る大部屋は良かったです。ただトイレの横の場所だったので、人の出入りの音が気になるようです。

◇【テレビはカード式】
テレビカード(\1000)を挿入しないと映りません。

1110分(18時間30分)視聴できます。

大部屋ではテレビを見るときはイヤホンが必須!
病院の売店でも売っているので用意してください。

◇【冷蔵庫】
テレビカードを入れることで使用できます。

スイッチがあるので一度押すと24時間電源が入ります。夫の入院した病院では、テレビカード¥162で24時間冷却できました。

◇【引き出しの中に小さな金庫】
看護師さんが「盗難があったようなので注意してください」と一人一人に説明してました。特にテレビカードを買って出しっぱなしにするのが危険らしいです。

貴重品は必ず金庫に入れて下さい。カギは身に付けるように!

◇【ベッドシーツ類】 
1週間に一度交換。

それ以外でも汚してしまった時にも看護師さんに言えば、交換してもらえます。

◇【ゴミ箱】
毎日空にしてくれます。

窓やサッシなど細かいところは、掃除してくれる場合もあれば、あまり気にしていない病院もありました。

同部屋の患者さん

普段カーテンで仕切られているので、そんなに顔を会わさず、トイレや洗面所に行くときに会えば挨拶するくらいです。

もちろん話をするようになって、仲良くなることもあるけれど、基本あっさりしてます。

話したくなければ、無理にコミュニケーションをとる必要はないです。

入院したからと、他の患者さんにわざわざ挨拶することもなかったですし、されたこともありません。でも、退院する日は挨拶していますし、ひと声かけて退院される患者さんが多いです。

【お見舞いに家族や知人が来られたとき】
人数が多い場合は動ける状態なら、なるべく談話室や他に話の出来る場所に移動したほうが、気楽に話せます。部屋で話す場合は、少し声を落として会話してください。

カーテンで仕切られているだけなので、話は全部筒抜けになります。

電話

大部屋での通話禁止】
今は皆さん携帯電話を持っているので、たまに大部屋なのに電話している患者さんがいます。

個室なら部屋で電話しても良いので、頻繁に電話をする方は、個室を利用するのが良いですね。

大部屋では、普段はマナーモードにして、通話は電話を使っていい場所が指定されてるので、そこで話すようにしてください。

まとめ

以上が夫が入院したことのある、大部屋の大まかな説明と注意点です。

病院によって、同じ病院でも病棟によって違いはあります。

長期間の入院だったり、余計な出費をしたくない方は大部屋を選びますよね。でも、音はどうしても聞こえるので、気になる方は耳栓を利用するか、個室をおすすめします。

個室のほうが気を使わないし、家族や面会の方も気兼ねなく話ができます。

人によっては個室だと一人で寂しく感じたり、他の人の音がある方が落ち着くと言う方もいるので、ご自分に合った部屋を選んでください。

大部屋は少し気を付ければ、自分も他の患者さんも快適に入院生活を送れます。

あまりに非常識な患者さんがいれば、看護師さんに言えば、うまく対処してくれます。ご自分で注意をするとトラブルの元になるので、できるだけ看護師さんに言ってくださいね。

つらい思いをすることが多い入院ですが、少しでも不安のない入院生活を送ってもらえればと思います。

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