寝たきり生活の夫にはリハビリが必要

7/26白血病ブログ

7/26 寝たきりの夫

今の夫は、看護師さんや私の手を借りないと、何もできない状態です。

白血病の治療の為ビダーザを使用後、血液の数値が悪くて貧血が進み、ふらつくようになったことから始まり、首や腰の痛みに使った薬の副作用で、フラフラになり一人で歩けなくなりました。

この時は薬を止めたので、しばらくして元に戻りましたが、貧血のため輸血をしても回復するのは一時的で、ずっと貧血状態が続いています。

そんな中、肺炎になってしまい、酷いむくみで脚がパンパンになって、また一人で歩けなくなってしまいました。それから一か月以上ベッドで寝たきりの生活を送ることになった夫です

寝たきりになると、どうなるかと言うと、何もできなくなります。

本当にビックリするくらい何もできません。ベッドに寝ている体勢から一人で起き上がることもできないんです。ただ、尿道カテーテルをしていますが、トイレだけは車椅子に乗せて行っています。

でもこれは夫が悪いわけでも病気のせいでもなく、寝たきりの生活をすると誰でもこうなる可能性があります。

『1週間の寝たきりで15%の筋力低下』

よく言われることですが、1週間安静にしているだけで、10~15%の筋力が低下するそうです。

まだ自分でトイレに行ったり、洗面所へ行けるようなら良いですが、本当の寝たきりになってしまうと、一気に筋力が落ち『3~5週間で50%の筋力が落ちる』と言われています。

夫が「体が思うように動かせない」と言っているのは、むくみと筋力が落ちてしまった事が原因だと思います。

「なんでこんなに動かせないのか」と自分の身体が動かない事を心配していますが、肺炎もまだ治っていないし、1カ月以上寝たきりの生活をしたら動けないのが当然だと思います。

それに、動くと関節が痛むのも、良くあることのようです。

筋力だけでなく動かない事で骨からカルシウムが溶け出し、関節の動きも悪くなり、動かすと痛むことがあります。痛むと動かさないようになり、さらに筋力が低下するという悪循環になります。

リハビリの予定

今のままでは肺炎が良くなっても、白血病の治療もできないし、家に帰って生活することもできません。なので、明日7/27から、夫の状態が良ければリハビリを始める予定です。

まだどんなことをするのか詳しくは知りませんが、まずはベッドの上で、体を動かすことから始めるんじゃないでしょうか。

ただ心配なのは、今日久しぶりに熱が37.9℃まで上がったこと。ロキソニンとアイスノンで下がってくれれば良いけれど、明日も体調はよくないかもしれません。

まとめ

一度落ちてしまった体力や筋力の回復には時間がかかります。

「1週間の安静による体力低下の回復には1カ月以上かかる」と言われているように、体力筋力は簡単に落ちてしまうのに、元に戻すのは本当に時間がかかります。

今は夫が元に戻ることを望むのではなく『歩いて一人でトイレに行ける』ようになってくれれば良いと思っています。

参考 LIFULL 介護