せん妄（せんもう）｜医療用麻薬の副作用

医療用麻薬の副作用

昨日、痛み止めの医療用麻薬を変更してもらうと、夜には痛みがかなり和らいだ夫です。

ただ、発熱を繰り返しているので、解熱剤の点滴も定期的に使う必要があるため、熟睡はまだ無理そうですが、少しは寝ることができたみたいです。

病室へ行くと、ウトウトしている様子の夫。

痛みがあれば眉間にしわをよせていますが、今日は穏やかな顔で寝ているので、痛みは感じていなようで安心しました。

今まで、いろんな痛み止めを使っても消えなかった痛み、その痛みを感じさせないくらい強い医療用麻薬だから、どうしても副作用があります。

担当医に説明された副作用
便秘・吐き気・眠気・せん妄・幻覚　など

【便秘】
ほとんどの人がなるそうで、以前夫も便秘に苦しみました。
便を軟らかくする薬を使ったり、下剤を使うことになります。

【吐き気】
夫の場合ありませんでしたが、症状が出れば吐き気止めを使います。

【眠気】
これが夫の場合問題で、かなり強く出ているようです。
一日中ウトウトして、起きていることができなくなります。

でも、今まで痛みで眠れなくて、寝不足になっていたのが、よやく眠れるようになったので、ゆっくり眠れば良いと思います。

【せん妄】
強い医療用麻薬を使うと、起きることがあるそうです。

『せん妄の症状』
・場所や時間の感覚がわからなくなる
・昼と夜の感覚が鈍くなる
・落ち着きがない
・話していることのつじつまが合わない
・怒りっぽく、荒っぽくなる
・幻覚が見える
参考　「緩和ケア普及のための地域プロジェクト：OPTIM study（厚生労働科学研究　がん対策のための戦略研究）」