入院
入院には必ず必要な物があります。
何かと気が滅入る入院生活、長期になるとさらに大変なので、少しでも自分の好きなものが周りにあると気分が違います。
事前に入院がわかっている場合は、自分で好きな物を選んで持って行くことをお勧めします。特にパジャマは着慣れた物のほうが良いですが、パジャマだけでもオシャレにしたいと思われる方もいるでしょう。
今まで何度も入院を経験した夫が、必要だと感じたものを紹介します。
入院の準備
事前に入院日が決まっている場合は、病院で『入院のご案内』など冊子をもらえるので準備ができます。
- 健康保険証
- 各種公費助成証
- 限度額認定証
- 介護保険被保険者証
など忘れずに用意してください。(急なときは入院中でも大丈夫です)
でも、突然の入院では何も持たないままってこともあります。家族に持ってきてもらえる方はいいですが、一人だとどうしようか困ってしまいますよね。
大体は病院で購入出来るか、レンタル出来るものがあるので安心してください。
必要な持ち物
◇【パジャマ】
自分の楽な恰好で大丈夫です。スタイルは人それぞれで、前開きの普通のパジャマの人もいれば、ジャージの人、短パンにTシャツの人、女性ではワンピース型など。
点滴をすることも多いので、腕が出しやすい形のほうが良いです。手首が閉まったものはおすすめしません。
腹部の疾患の場合ウエストのゴムが痛む場合があります。
ご自分の症状に合わせた物を選んでください。
部屋の温度は、夏は結構冷房が効いていますし、上着が一枚あると重宝します。冬も検査などで病棟を離れるとき、寒い場所もあるので、やはり上着が必要です。
布団が寒い場合は、もう一枚増やしてくれるか、電気毛布を貸してもらえます。
洗濯機1回¥200
乾燥機1回¥100
◇【靴下】
病院内は足元が冷えます。
冷え性の方は忘れずに、そうでない方も靴下は必ず持って行くことをおすすめします。
◇【履物】
かかとの覆われているくつ。
以前ならスリッパやサンダルが多かったですが、今はつまずきやすくて危険だとかかとのあるくつを勧められます。(それでもサンダルの方が多いです)
◇【食事用具】
お箸やスプーンは使った後に洗う必要があるので、ベッドから動くことが難しい方は、看護師さんが洗ってくれます。洗いに行くのが大変なら、割りばしなど使い捨ての使用が楽です。
※コップは落としても割れないもの。
お茶(温、冷)お水、お湯はどの病院でももらえるので、飲みたいときにコップでもらいに行くか、保温保冷ボトルに入れておくと何度も行く必要がないので楽です。
そのほかの飲み物は院内にある自販機・売店・コンビニで買ってください。冷蔵庫(有料)があるので、そちらに入れておけます。
◇【イヤホン】
大部屋ではテレビを見るときの必需品です。病院の売店でも売っています。
◇【お薬手帳】
お持ちの方は必ず持って行ってください。普段飲んでいるお薬は、医師の確認があります。
注意 勝手に飲まずに必ず確認をとってください!
あると便利なもの
抗がん剤などの治療で、免疫力が下がっている場合には電気シェーバをお勧めします。かみそりだと肌を傷つける可能性があり、傷から菌が入る可能性があるので。
大部屋ではどうしても音が聞こえるので、気になる方は耳栓を忘れないように。夜中でも看護師さんは仕事をしていますし、機械の音や他の患者さんがトイレに行く音など、絶えず音がすると思ってください。
入院が長引くと曜日や今が何日か、わからなくなりがちです。
抗がん剤治療では薬の種類によって髪の毛が抜けます。
ただ次回の入院時にはかなり抜けそうなので、持って行くつもりです。
まとめ
病院には売店があるはずなので、急な入院でも必要な物は、購入やレンタルができます。
テレビカードは未だに1000円札でしか購入できないところがほとんどなので、よくテレビを見る方は1000円札も必要です。
冷蔵庫もテレビカードがないと冷やすことができません。お茶以外の飲み物が欲しければ、売店もしくは自販機で購入することになりあます。
大きな病院ではコンビニが入っていることが多いので、食事に制限がなければ好きなものを買って食べることもできます。ただ大部屋の場合は、臭いが気になる患者さんもいるので、少し気をつけてください。