入院生活コロナの影響で変わったもの

変わったこと病院 入院生活

入院生活コロナで変化

入院生活は、コロナの影響で今までと変わったことがあります。

夫は何度も入院していたので、コロナの前と後、その違いを紹介します。

※夫が入院した病院のことなので、他の病院はわかりません。

コロナ後に変わった事

・面会禁止・面会制限
・病棟の入口で消毒
・マスクの着用・体温測定
・病棟から出てはいけない
・看護師さんのゴーグル着用
・看護師さんのフェイスシールド着用
・給茶器の共有カップ使用禁止
それぞれについて簡単に説明します。

◇【面会禁止】

4月1日から面会禁止になり、入退院の時だけ、家族の付き添いが許可。

手術の日や説明の時などは、主治医の許可をもらっての面会になります。

パジャマやタオルなどの洗濯物は、病棟の入口のナースステーションで看護師さんに手渡し、夫の所に持って行ってもらい、洗濯物を交換して持ってきてもらいます。

ただ、この病院の規制はゆるく、夫が病室から出てきて短時間なら、会うことは禁止されませんでした。

いつも病院の入口に着くとLINEで連絡し、病棟の入口の外まで夫に出てきてもらい、着替えや食べ物を渡していました。(時間は5分ほど)

このころ書類にサインが必要だったり、説明するために夫と話す必要があったので、短時間でも会うことが出来たことは良かったです。

◇【消毒】

コロナ以前から、病室の入口には消毒液が置かれていましたが、病棟の入口にも置かれ、病棟に入るには必ず手の消毒が必要。

病院の入口、その他にも至る所に消毒液が置かれていました。

◇【マスク・体温測定】

病院に入るにはマスクが必須!

最初はしていませんでしたが、入り口での体温測定も始まりました。

マスクは患者さんも必要です。ただ、体調が悪くマスクをできない場合もあるので、そこは柔軟に対応してもらえました。

◇【病棟から出ない】

検査や手術など必要な時以外、基本出てはいけない。

他の病棟へ勝手に行くことも禁止です。

でも、担当医に相談しコンビニへ行くことは「1日1回、何時~30分の間」と夫は許可をもらっていました。これは夫が病院食を止めていたので、私が持って行くか、自分で買う必要があったからです。

◇【ゴーグル着用】

患者ではなく看護師さんが着用。

ゴーグルではなく、眼鏡で代用している看護師さんも多かったです。

◇【フェイスシールド】

顔全体を覆うフェイスシールドを看護師さんが使用。

ゴーグルは目元だけですが、歯磨きなど口腔ケア、痰の吸引などに使用。(使わない看護師さんもいました)

◇【共用カップ禁止】

給茶機に置いてあった共用カップの禁止。

病棟には給茶機があるので、お茶(温・冷)お水・お湯は好きな時に飲むことが出来ます。

コップやマグカップなら、スイッチを押せばそのまま入れることが出来ますが、ペットボトルやボトルは高さがあり給茶機にセットできないので、共有カップを使用して入れていました。

誰でも使えるこのカップが使用禁止になりました。

もともと「衛生的に大丈夫?」と思っていたので、禁止になったのは良いのですが、ボトルに入れる方はカップを自分で用意する必要があります。

 

まとめ

まだほかにもあると思いますが、私が気づいたのはこのような感じです。

何よりも面会禁止が大きな変化です!

面会禁止は患者さんにも家族にも、大きな不安をもたらしました。

夫の病院は病棟の入口まで行くことが出来ましたが、病院によっては、病院の入り口で、荷物の受け渡しをするところもあるようです。

コロナの状況により対応も変わるので、「面会は2時間まで」出来るようになりましたが、また厳しくなり「事前に許可された家族2人のみ、10分まで」になりました。

※患者さんの病状によっては、主治医から面会許可を貰えることがあるので、確認してください。夫の場合、病状の説明を受けるときも、面会できました。

面会できない事は、患者さんにはとてもつらい事だと思います。

今はスマホで連絡がとれるので、電話、メール、LINE、SNS、テレビ電話 など使えるものを使って、なるべく孤独にならないようにしてあげて下さい。

どんな治療でも、体力だけでなく気持ちが大切です。

治療中は不安も大きく、体調が悪くなると気弱にもなります。そんな時はそばにいてあげたいのに、それができない事は本当に残念ですよね。

コロナがなければと思いますが、言ってもしょうがないので、今できることで患者さんを支えてあげて下さい。