肺炎

夫の肺炎についてもう少し詳しく記録しておこうと思います。
入院をしてビダーザ投与後
- 白血球
- 血小板
- 好中球
- ヘモグロビン などが低下
発熱や腹痛などさまざまな症状があり、血球が低下していたので感染症にかかる可能性も高くなっていました。
血球が減っているだけでなく、炎症反応であるCRPが21.97と異常に高くなったので、体のどこかが炎症しているのはわかっていたけれど、それがどこなのかは分かりませんでした。
そんな時に新たに起こった症状が「胸の痛み」。
「息を深くすると痛い」と、担当医に話すとレントゲンを撮ることになり、そこで影が見えたので、急遽CT検査をして「肺炎」が確認されました。
CRPが異常に高くなった原因は肺炎だったようです。
肺炎の症状
その日から抗生剤の種類を変え本数も増えましたが、胸の痛みは良くなるどころかますます酷くなる一方。
痛み止めの点滴もしているけれど、徐々に効かなくなり量も増え、時間帯によっては最大量を投与しないと痛みがとれないほどに。夜中は特にこの痛み止めがないと、痛みで眠ることが出来ない状態でした。
肺炎でこんなにも痛みが酷いのだから、重症なのかと思っていましたが、面会に行った時に担当医と会うことが出来たので話を聞くと「CTで確認した肺炎は軽いもの」だったそうです。
ただ、普通の人なら抗生剤を服用すれば治るような肺炎でも、夫は好中球がゼロに近いほど低い数値なので免疫力がほとんどありません。なので、抗生剤の点滴をしていても治るのには時間がかかるそうです。
好中球は薬で増やすことも出来ないので、夫の身体が頑張ってくれるのを待つしかないんです。
胸の痛みについては、肺が痛むというより、炎症が「胸膜」に影響すると痛むそうです。
肺を包んでいる膜。
胸膜まで炎症が及ぶと「胸膜炎」になることがあります。
胸膜炎
肺の表面をおおう胸膜に炎症が生じると、浸出液が肺内から胸膜を通り抜けて胸腔内へ移動し、胸水が生じます。このために胸痛や呼吸困難などの症状が現れる疾患を胸膜炎といいます。 日本呼吸器学会
面会について
4月1日からの面会禁止は、人数制限や時間制限はありますが、6月15日にようやく緩和されました。
面会禁止の間、夫とは病棟の外廊下で会うことは出来ましたが、着替えや食べ物などを手渡すだけだったので、体調など簡単な事しか聞く時間がなく、詳しいことがわかりませんでした。
主治医や担当医の先生と会うこともほとんどなく、今の夫の状態がどうなっているのかも聞けない状態はやっぱり心配でした。
それがようやく面会できるようになったので、担当医にも直接話を聞け、夫の状態を見ることができるので本当に良かったと思います。
入院中はどうしても不安やストレスが溜まるものなので、面会は患者さんや家族にとっても大切なことです。
まとめ
今回肺炎だと言われて一番に頭に浮かんだのは、コロナです。
幸いコロナではないようですが、夫のように免疫力が低下しているときに肺炎になると、危険なことに変わりはありません。
今は抗生剤を投与して、夫の免疫力が頑張ってくれることを待っていますが、他に手がないようで、ただ待つことしかできないのはもどかしいです。
6/22には血液検査、レントゲンが予定されているので、肺炎の状態がわかるはずですが、少しでも回復していて欲しいですね。
【現在夫がしている治療】
- 抗生剤点滴2種 朝・夕 計4回
- 痛み止めの点滴
- ロキソニン、胃薬 頓服
- 抗真菌薬点滴
- 抗真菌薬の服薬
- 週2パックの輸血
- 週1回血小板輸血
- 絶食の為 栄養輸液の点滴
腕からの静脈点滴で24時間点滴をしています。