夫の状態
肺炎が続き、胸の痛みに悩まされている夫です。
むくみが酷くて栄養輸液をやめたので、体に入る点滴の量は減ったのに、ほとんど変化がありません。ただ、毎日増えていった体重の、増える量が減ったくらいです。
このむくみの原因を担当医に聞いたところ
「アルブミンが少ないから」だそうです。
【アルブミン】
アミノ酸からできたタンパク質
血管内に水を保持する働きがあり「血管中の血液量や体内での水分の量を調整する重要な働き」をしています。血液中のアルブミンが低下すると、血管内の血液の量が少なくなったり、血管の外に水が溜まったりします。
アミノ酸からできたタンパク質
血管内に水を保持する働きがあり「血管中の血液量や体内での水分の量を調整する重要な働き」をしています。血液中のアルブミンが低下すると、血管内の血液の量が少なくなったり、血管の外に水が溜まったりします。
血液検査を見ながら説明してもらいましたが、
夫のアルブミン (正常値)
1.6 (4.1~5.1)
1.6 (4.1~5.1)
かなり数値が低いです。
炎症反応「CRP」
では、なぜアルブミンが低くなっているかと言うと
『炎症反応である「CRP」が高いから』だそうです。
肺炎になると炎症を起こすので、CRPが急激に高くなります。
夫のCRP (基準値)
6/18 29.60(0~0.14)
6/18 29.60(0~0.14)
過去最高値になった数値をみてビックリし、かなり心配しました。
週2回の血液検査の結果を毎回チェックしていますが、なかなかCRPの数値が下がらなかったので、肺炎が回復した様子はありませんでした。
それとともに、ますます酷くなっていく「むくみ」。
対処法として利尿剤を使っているけれど、ほとんど効果がなくて、担当医曰く「アルブミンが上がらないとむくみの解消は難しい」そうです。
でも、アルブミンが上がるにはCRPが下がらなければいけないので、やっぱり問題はCRPなんですよね。
7/6の血液検査
CRP 18.68
CRP 18.68
ようやく下がってきました!
まだ全然高い数値なので、安心はできませんが、下がってきていることが大事。少しずつ炎症が治まってきていると言う事なので、このまま下がり続けることを願います。
好中球
もう一つ大事なのが「好中球」です。
好中球が少ないと「免疫力が低下している」という事なので、感染症にかかりやすくなるわけですが、それだけじゃなく治すのにも好中球が必要なんです。
夫の肺炎が治るのに時間がかかっているのは、好中球が少ないからだそうです。
好中球 (基準値)
7 (2000~7000)
7 (2000~7000)
この数値を見ると、本当に治るのかと悲観しましたが、その後20~80と低いながらも頑張ってくれて
7/6 好中球 118
やっと少し上がってきました!
血液検査の結果を見ると、どの数値も基準値からかけ離れているので、かなり不安になりますが、少しずつ、本当に少しずつだけど、肺炎は回復しているようです。