釣り紀行|アメリカでマグロ釣りに挑戦

アメリカおすすめ

日本での釣り

俺が子供の頃、家の近くに沼がありました。

宮城県の一面田んぼが広がるのどかなとこで、田んぼの中に沼があり、その沼で子供だった俺や兄貴と友達は釣りをするのが好きだった。

大小の沼があって、これが結構釣れるんですよ。ふなにナマズに鯉になんだかわからないでっかい魚!釣れると皆で大騒ぎしてさ、本当に楽しかったな。もちろん水路でザリガニ釣りもやりましたよ。

そんな子供時代だったから、東京時代も歌手を目指しながらアルバイトに明け暮れる日々の中、時間があれば釣りに行っていました。

覚えているのは千葉や横浜の本牧ふ頭。むろん釣った魚は持ち帰ってその日のおかずになりました。そのころから自分で魚を捌いていたけど、まさか仕事で捌くようになるとは思いもしませんでしたね。

アメリカでの釣り

アメリカに渡っても、やっぱり釣りはやめられなかった。だって俺が住んでいたのはカリフォルニア。そう、カリフォルニアといえば青い空に広い海!釣りをしないなんて勿体ないでしょ。

友人のともちゃんが船を持っていてね、8人乗り位の船。

これでよく行ったのがカタリナアイランド。

【カタリナアイランド】
南カリフォルニアの沖合わずか35キロメートルにあるサンタカタリナ島は、理想のリゾートアイランドです。地元の人から「カタリナ」と呼ばれることが多いサンタカタリナ島。宿泊施設、新鮮なシーフードディナー、家族向けの豊富なウォータースポーツなど、のんびり過ごす島の休日に必要なものがすべて揃っています。スターにゆかりのある島(マリリン・モンローが住んでいた)、素晴らしい自然探検、さらには島独自の自家栽培ワイナリーなど、意外な発見もあります。
サンタカタリナ島

カタリナまでは船で1時間強。釣りは船からじゃなく防波堤からの投げ釣りで、カサゴやカワハギがよく釣れましたね。釣りって万国共通の趣味なんですよね、俺たちだけじゃなくアメリカ人も多くの人が釣りを楽しんでいました。

このカタリナアイランド、島の中には車がないんです。

じゃあ移動はどうするかって?これがカートなんです。ゴルフ場にあるようなカート。レストランも充実しているし宿泊施設もあるし、ここに来ると日々のストレスが忘れられる本当に素敵な島でしたね。

釣りをしてレストランで美味しい食事を堪能して、家に帰れば釣った魚で舌鼓。それが船でたったの1時間ほどで行けるんだから、本当によく行っていました。それもともちゃんのおかげ、ありがとうね!

マグロ釣り

アメリカでの釣りで一番印象に残っているのが、マグロ釣り!

これはさすがにともちゃんの船ではいけないので、乗船料を払って大きな船に乗ってサンディエゴ沖まで行きます。この船本当に大きくて100人位乗っていたんじゃないかな、多分だけど・・・

ロングビーチから夜遅くに出発。釣り場までは時間がかかるから、着くまで大きな部屋でみんなして雑魚寝です。

そして、夜が明けてマグロ釣り開始!

何本も釣って友人にもお裾分けして喜んでもらって、家でもマグロ三昧する予定♪

そのために頑張ります。でも、なかなか掛かってくれないマグロちゃん・・・周りにはすでに釣りあげている人が何人もいて焦る俺。

その時ようやくヒットが!

これがまぁ凄かった。今まで釣りをした中で一番の引きの強さで、さすがマグロだと思いましたね。絶対に釣り上げてやると思って奮闘したけど、残念ながらばらしちゃった(涙)

結局あたりはその一度だけ。俺は一本も釣れることなくマグロ釣りは終了となりました。

でも、一緒に参加した方が数本釣り上げていたから、可哀相な俺に一本譲ってくれたのです。自分で釣れなかったのは残念だけど、マグロはマグロ。家に持ち帰って早速捌くことに。

ところが家のキッチンは狭くてね、なかなかの大きさのあるマグロを捌くのがまぁ大変な事。しかもこの時は素人で自己流の捌き方だし、包丁だってそんなに大きなものは持ってない。かなり苦労して捌いたマグロだけど、刺身や煮付けにして美味しく頂きました。

ちなみに、この時釣りに行ったマグロはキハダマグロです。

まぐろ釣りは結局この一度だけ。何度も行く予定でマグロ釣り用の竿まで買って行ったのに、使ったのはこの時一回だけでした・・・自分でマグロを釣り上げたかったし、もっと行けばよかった。いつでも行けると思っちゃダメですね、行けるときに行かないと後で後悔します。

好きな事、やりたい事があるなら、いつかじゃなく今無理してでもやっておくべきです。先に延ばすと何があるか分からないんだから、結局できなくて後悔するなんて悲しいじゃないですか。

俺だってまだまだしたい事はいっぱいあるのに、白血病になって今は何も出来ない状態。それでもブログ書いたりTitter始めたり、新しい事にもチャレンジしています。

後悔しないよう治療も頑張って、釣りでも遊びでも仕事でも、またいろんな経験するつもりです!



500万人以上が使っている!オンライン言語学習ツール【italki】