不安な料理
結婚したのは29才の時。
なので、全然早い結婚ではなかったです。
その歳で結婚して、一番問題だったのが料理!
それまで一人暮らしをしていたので、簡単な料理はしていましたが、実家ではほとんど作ることもなかったので、正直料理の腕にはまったく自信が無い状態。
これはヤバいと思って、料理の本を数冊スーツケースに入れて持っていきました。
持って行った本は役に立ちましたが、レシピを参考に作ろうと思っても、材料が手に入らないことも多かったんですよね。
一応日本の基本的な調味料「醤油、味噌、出汁の元、お酢」に「いりこ、昆布、かつお節」なども種類は選べなかったけれど手に入りました。
お味噌汁を作るときはに、いりこを使うと夫が美味しいと言ったので、毎回使っていました。ただ、昆布とかつお節は値段が高かったので、昆布とかつお節で出汁をとることはなかったです。
かつお節はお豆腐にかけて食べるくらいですね。
あれっ、冷ややっこって食べたかな?
いえね、アメリカでも豆腐は普通にスーパーで売っています。ただ日本の絹ごしのように繊細な美味しさがなく、ちょっと固めだったような。
お味噌汁の具や鍋、マーボー豆腐にはよく使っていたけれど、冷ややっことしては食べていなかったような気がします。
暑い場所ゆえの失敗?
簡単な料理がどうしても多くなりますが、その中でもよく作ったのがカレー!
やっぱりカレーは良いですよね。
料理が苦手でも簡単で美味しく作れますから。
もちろん日本のカレールーを使ってです。
これまた中華系スーパーでカレールーは買えたので、いつも欠かさずストックしていました。
材料も「玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ、マッシュルーム、肉」とアメリカでも手に入りやすい食材なので、困ることがありません。
何より良かったのが「肉!」。
カレーに入れる肉って牛?それとも豚?
私の実家は牛肉だったので、それが普通だと思っていたから、作るときはもちろん牛肉。牛肉ってアメリカでは大きな塊が安いんですよね。
まぁあの材料があれば誰でも美味しく作れますね。
カレーって一食分じゃなく大目に作って、残りを次の日にも食べますよね。翌日の一晩寝かしたカレーって味が馴染んでより美味しく感じます。
なので、もちろん翌日食べようと思って、温める前に蓋を開けると・・・・・
冷蔵庫に入れなかった私が悪いんです。
蓋を開けてすぐにダメな事がわかりました(涙)
翌日のお昼にもうダメになるものなんですね。住んでいたのが暑い所だったので、それもまた悪くなるのが早かった原因だと思いますが。
そんな失敗をしても、怒ることがなかった夫です。
(懐かしの写真)