がん患者の家族|家族は【第二の患者】です

がん患者の家族

がんは誰でもなる病気です。

食事に気を付けていても、健康に気を付けていても、がんになる可能性は誰にでもあります。
がんが珍しくない病気になった今、がん患者の家族も増えています。

『家族は第二の患者』と言う言葉を知っていますか?

この言葉の本当の意味は、その立場にならないとわからないと思います。
なぜ家族が第二の患者なのか、白血病患者の妻という立場になった私から紹介します。

がん患者家族の不安

がんが珍しくない病気だと知っていても、実際に「がん」だと診断されたら誰でもショックを受けます。それは患者さん本人だけでなく、家族も同じです。

家族にもいろいろな「不安」があります。

  • 「がん」という病気のこと
  • 治療が上手くいくのか
  • 治療中の患者さんの姿
  • 患者さんをサポートしながらの生活
  • 経済的な事
  • これからの生活 など

これらの不安を無くすことは難しいですが、過度に不安がらず上手く付き合っていくことが、患者さんを支えることに繋がります。

「患者本人が一番つらいのだから」

ほとんどの方がそう思います。だから、

  • 一生懸命患者さんをサポートする
  • 生活面でも頑張る
  • 自分の気持ちを我慢する
  • 自分の事は後回し

このような無理をすることで「心や身体」を病んでしまう家族の方も多くおられます。

でも、家族の方まで倒れてしまっては、患者さんの為にもなりませんよね。家族の方が気持ちに余裕をもつことで、患者さんにも上手く接することができます。

家族ならではのつらさや対処法を知り、自分自身の身体や気持ちを大事に、無理をしないようにしてください。

3つの対処法

患者の家族へ【3つの対処法】を紹介します。

  • 自分のリラックスできる時間を作る
  • 情報と上手く付き合う
  • 人に頼る

① 自分の生活も大切にリラックスできる時間を作る

患者さんの為にすべての時間を使っていたら、いずれ限界が来ます。

体力的に疲れて体を壊してしまったり、精神的に疲れ患者さんにあたってしまうことや、鬱病になることもあります。そんな自分を責めてさらに落ち込んでしまうなど、悪循環に陥ることも珍しくないです。

そうなるのを防ぐには、少し患者さんと離れて自分のリラックスできる時間が必要です。

「患者さんが辛い思いをしているのに」

「こんな時に自分だけ楽しんじゃいけない」

なんて思うことはありません!

誰でも気を抜く時間がないと壊れてしまいます。
壊れてしまったら患者さんのサポートも出来なくなりますよね。

ストレスを溜めてイライラしたり精神的に余裕がないと、態度に出てしまう事もあります。それではどちらにとってもマイナスでしかないので、家族にも心の余裕が必要なんですね。

だからこそ、自分のリラックスできることをしてください。

② 情報と上手く付き合う

がんだと診断されると多くの方が本やネットで調べると思います。
何も知らないことは不安にもつながるので、病気の事、治療の事を知っておくのは良い事です。

  • がんについて
  • 治療名・方法
  • 専門用語
  • 使っている薬
  • わからない言葉

など、今はネットで調べれは簡単に知ることが出来ます。

知ることで不安が減ったり現実的に先を見ることができますし、同じがんの治療中の方や治って元気に生活されている方の「ブログ」や「Twitter」などを読むことで得るものも大きいです。

しかし、同じがんでも症状も治療方法も人それぞれ。

みんなが同じではありません。そのことを頭に入れ治療し、治療についての不安や疑問は医師や看護師さんに聞けばちゃんと答えてくれます。

何も答えてくれないような医師や看護師なら、担当を変えてもらう、もしくは他の病院を探すことも必要かもしれません。(こんな病院がないことを願いますが・・・)

患者さんや家族の為にも疑問や不安に思っていることは、医師に遠慮して何も聞かないのではなく、コミュニケーションをとって安心して治療できるようにしてください。と言っても無理難題は言わないでくださいね。

③人に頼る

一人で抱え込まないで、他の家族や友人に話を聞いてもらったり、手助けしてもらうことも大事です。

明るく振る舞い一人で背負って、自分は大丈夫だと思っていても、不安や不満が少しづつ溜まっていき、限界に来た時に一気に出てしまいます。

そうなることがないよう、普段から愚痴を聞いてもらう、自分の好きなことをする時間を作るなど、自分のケアを心がけてください。

自分まで倒れてしまったら、患者さんのサポートもできません。

身近に相談できる人がいない、弱音をはくのを見せたくないなら

「ブログ」
「Twitter」

を利用することもありです。同じ患者さんを探しても良いし、家族の方と情報交換するのも良い。他人だから話せることもありますよね。

でも、その時間だけ全てを忘れて

自分の好きな物を見る
好きな音楽を聞く♪
書き込む!

など楽しんでも良いです。

何より一番大事なことは、自分が精神的に落ち着いていることです。

がん相談支援センター

「がん相談支援センター」を知っていますか?

一部の病院にしかありませんが、その病院に通院していなくても無料相談できる場所です。

がん患者や家族の心のつらさ
治療や治療費
各制度の紹介
セカンドオピニオン など

さまざまな相談ができます。

がん支援センターを探すにはこちらから検索できます。
がん支援センター

参考 がん情報サービス

がん患者の妻として

最初のがんは膀胱癌でした。

もちろん「がん」だと聞いたときはショックでしたが、手術をすれば治ると思っていたし、治るものだと思っていました。治療には時間がかかりましたが、今の所再発もしていません。

ただ白血球が下がり続け

「このままだとどうなってしまうんだろう」
という不安が常にありました。

そして数年後、心配した通り「白血病」の診断。

いずれ大きな病気になるかもとは覚悟していたので、白血病と診断されたときは落ち着いていましたが、じわじわと溢れてくる不安は膀胱癌のときとは違うものでした。

白血病は手術で治せるがんではないし、治療は膀胱癌とは比べ物にならないほど大変なものです。

がん患者の妻として自分のできることを頑張っていましたが、いろんなものが積もり積もって、2度目の抗がん剤治療で入院中、ピークになりました。

入院中は毎日病院へ行き、夫と2人なので周りに頼ることもなく、ストレスが溜まり夫にキツくあたることもありました。

夫は夫で抗がん剤の副作用が酷く、感染症にもなり体調も悪くストレスが溜まって、お互いの雰囲気が悪くなってしまい今思えば申し訳なかったと思います。

そして、退院してから爆発。

なんとか落ち着きましたが、本当に溜め込むのはよくないです。
私の様にならないよう、何でもいいのでご自分のストレスを発散できるものを探してください。

私にとってブログを始めたことは大きなことでした。
つらいこともブログのネタに出来ると思うようになり、ある種の図太さもできます。

それでもやっぱり積もるものはあり、上手く発散できていなかったんですね。

自分の為に何かすることを、とやかく言う人たちがいたとしても、ほっとけば良いんです。患者や家族の悩みも人それぞれ、本人にしかわかりません。

患者さんとご自身を大事にして治療に臨んでください。

ブログを始めてみようと思う方へ

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Twitterは家族だけでなく患者さんにもおすすめです。
夫も毎日、同じように治療された方や治療中の方と繋がっています。